SOLIDWORKS for Makersは、年単位もしくは月単位で購入できるサブスクリプションのSOLIDWORKSライセンスになっています。
SOLIDWORKS for Makersのインストール手順については、下記の記事を参照ください。
【初心者向け】SOLIDWORKS for Makersのインストール手順をわかりやすく解説します
SOLIDWORKSのサブスクリプションライセンスは、年単位・月単位ともに自動更新される仕組みになっています。
「SOLIDWORKSをもう使用しない」となっても、解約手続きをしなければ、サブスクリプションが自動で更新され続けられてしまいます。自動更新される前に、解約手続きをする必要があります。
この記事では、「SOLIDWORKSの使用を辞めたい場合はどうすればいい?」という方のために、サブスクリプションの解約手順や注意点について解説します。
仮に、サブスクリプションを解約したとしても再購入できますし、契約期間満了までライセンスは有効となります。
例えば、「この数か月は、SOLIDWORKSを使わない」という場合は、月単位でサブスクリプションを停止することで、コスト削減につながるかもしれません。
ぜひ参考にしてみてください。それでは解説します。
サブスクリプションの更新時期
SOLIDWORKS for Makersは年単位もしくは月単位でのサブスクリプションとなっています。
それぞれ更新時期が、
となっています。
SOLIDWORKSサブスクリプションは自動更新となっており、更新日を過ぎた後に解約手続きをしても、次回更新時の解約となります。
(年間サブスクなら翌年、月間サブスクなら翌月に解約となります)
サブスクリプションの更新時期が近づいてきたら、更新するのか解約するのかを一度検討されてみるのもいいかもしれませんね。
サブスクリプションの解約手順
サブスクリプションの契約期間が近づくと、登録しているメールアドレスに、下記のようなメールが届きます。サブスクリプションの更新についてのメールです。
![](https://sugitama-lab.tech/wp-content/uploads/2022/05/screencapture-mail-google-mail-u-0-2022-05-17-06_24_58-1.png)
メール本文の、「Stop the renewal」をクリックします。
Dassault Systemsからのメールがわからない場合は、3DEXPERIENCEにログインし、ダッシュボード画面からサブスクリプションの停止手続きを行っていきます。
3DEXPERIENCEのログイン画面になりますので、ご自身のアカウントでログインします。
![](https://sugitama-lab.tech/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-17_09h52_00.png)
ログイン後、サブスクリプションの管理ページに移りますので、左側の「管理」のボタンをクリックします。
![](https://sugitama-lab.tech/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-17_09h55_32.png)
3DEXPERIENCEにログインし、ダッシュボード画面で、下記赤枠のボタンをクリックします。
![](https://sugitama-lab.tech/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-17_11h15_17-1.png)
左側の「Platform Management」をクリックします。
![](https://sugitama-lab.tech/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-17_11h17_45.png)
上のほうに「Subscriptions」のタブが現れますので、クリックします。
![](https://sugitama-lab.tech/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-17_11h20_06.png)
サブスクリプションの管理ページとなります。
(気になる方は、緑枠のボタンをクリックすると、左側のメニュー欄を非表示にできます)
![](https://sugitama-lab.tech/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-17_11h23_30.png)
「更新を停止」ボタンをクリックします。
![](https://sugitama-lab.tech/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-17_10h43_52-1.png)
再度、確認の表示がされますので、「停止」ボタンをクリックします。
![](https://sugitama-lab.tech/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-17_10h47_30-2.png)
その後表示される「アクティブなサブスクリプション」の欄が下図のようになっていればOKです。
![](https://sugitama-lab.tech/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-17_10h53_42.png)
以上で、サブスクリプション停止の手続きは完了です。
解約後にできること
更新日までは利用可能
サブスクリプションを解約した後も、更新日までは3DEXPERIENCE SOLIDWORKS for Makersに含まれているツールを使用することができます。
もちろん、当たり前ですが、更新日を過ぎるとSOLIDWORKS for Makersは使えなくなります。
契約期間をフルに活用しようと、更新日ギリギリに解約する必要はありません。
解約される場合は、日数に余裕をもって解約手続きをされることをおすすめします。
解約が完了し、契約期間が終了すれば、3DEXPERIENCEよりログインしても、下記のような画面になります。
![](https://sugitama-lab.tech/wp-content/uploads/2022/06/2022-06-15_15h16_33.png)
同じアカウントで再購入可能
年間・月間のどちらのサブスクリプションの場合でも、解約した場合でも、同じ3DEXPERIENCE IDで再購入することが可能です。
同じアカウントで再度使用できるため、サブスクリプションの一時的な停止なども容易にできます。
「この期間はSOLIDWORKSを使いたいが、この期間は使わない」などが事前にわかっていれば、使わない期間だけサブスクリプションを停止することで、運用費を抑えることができます。
ただし、月間サブスクリプションの費用が1,677円、年間サブスクリプションの費用が16,620円です。
SOLIDWORKSを使用しない期間が3か月以上であれば、月間サブスクリプションで、随時サブスクリプションを停止させるほうがおトクになりますが、2か月以下であれば、年間サブスクリプションのほうが安くなります。
まとめ
この記事では、SOLIDWORKS for Makersのサブスクリプション解約手順について解説しました。
(どんなサービスも割とそうですが)サブスクリプションは自動更新されますので、使用しない場合は、一度解約することをおすすめします。
解約したとしても、更新日までSOLIDWORKSを利用できますし、再購入することも可能です。
解約する際は、更新時期に注意して、自動更新される前に手続きをしてください。
いろいろなものづくりのスタイルに合わせて、ご自身に最適なサブスクリプションの利用方法を見つけていただけたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。